第2回 ブランド資産のキーワード「ブランドカラー」
Q. 資産価値があるブランドはどのようにして開発されるのでしょうか?
私の経験上、ブランドの資産を形成する要素の優先順位は以下のようになります。
- ブランドカラー
- ブランドロゴ(マーク、アイコン等)
- ブランドロゴタイプ
- グラフィックフォーマット
- 形状、素材等
まずは、カラーがカギとなります。製品ブランドにおいてはブランドロゴ及びパッケージデザインの色相が、企業ブランドにおいては企業ロゴのカラーが重要な資産を形成します。なぜならば、カラーは消費者が最も記憶しやすく、印象に残りやすい要素だからです。
ただし、消費者は赤、黄、青、黒など限定的にカラーを記憶しブランドを選ぶ場合が多いので、同じ色を使って彩度や明度に差を作っても、消費者達はそんな精細な差まで認知して憶える事はありません。企業が望むカラーを決断して素早くブランドカラーとして使うことが望ましいでしょう。
プロダクトブランドにおいては、パッケージの形状・素材・グラフィックフォーマットが、パッケージ革命と呼ばれるほど人目を引いていて、ブランド資産を形成する要素としても重要度が高まっています。
顧客との接点(タッチポイント)を見極めることも、ブランド資産を形成していく上ではかかせません。サービス業では広告プロモーション、製造業では製品自体とパッケージ等を重点に、ブランド資産を形成するのに有効なタッチポイントを探していくことが重要です。特に既存製品のリニューアル時は、効果を発揮します。






